ベトナムでビジネスを

ホーチミン市内でそろばん教室を展開されているIZUMI塾さんの道徳教育が保護者の間で好評であるという話を聞いているのですが、ベトナムでの道徳教育の話を少し。

現在、ベトナムの教育カリキュラムでは道徳教育というのは存在はしているものの、実際はほぼ行われておらず、ひたすら受験に向けた詰め込み教育が行われているのは有名な話です。



過去にいろいろと調べたところでは昔はカリキュラムにはなかったものの先生自体が人格者だった人が多かったのもあり、先生が授業中に道徳教育を当たり前のように教えていた学校も多かったようです。

それが詰め込み型教育で受験第一になっていくに連れてそのような余裕は無くなり、今小さな子を抱えるような30代くらいの世代が子ども時代にはほぼ無くなってしまっており、親たち自身が道徳教育をまともに受けたこともないので、必要性を理解していてもどう教育してよいか分からないというのが実際のようです。

今日はブンタウまでバス移動だったのですが、道中1時間以上隣のお姉さんは大声でスマホで動画で誰かと話してました。道徳教育を受けてない上に、急速に社会が発展して便利すぎる時代になってしまっているため、こういう周囲への配慮とかが全くない行為につながってしまうんだろうなと思います。

道徳教育が欠如したまま社会が発展してし自己中心的な行動が引き起こすトラブルが多数発生してしまう中、数年後に開通のハノイ、ホーチミンの地下鉄なんかは開通当初は日本じゃあり得ないような自己中心的な笑えるトラブルが発生するのでしょうね。ブログネタを多数提供してくれそうな気が。ある意味、今から楽しみです。