2016/10/08

インバウンドビジネスへの違和感

お客様と一緒に久々にイオンへ。店内をぐるっと回って、一番上のHISさんのところにこんな看板が。

どうやら、紋別市のPRボードのようです。そもそも紋別市って北海道のどのあたりだっけ?とネットで調べてみると北海道の北東側のオホーツク海に面する街のようです。流氷が接岸する地域のようですね。



日本人ですら、大半の人が行ったことの無い場所だと思うのですが、何故だかこのホーチミンでPR。

ベトナム人の日本への渡航状況を知っている僕ら在住者から見れば、

「本当にベトナム人来てもらわないといけないですか?」

と思ってしまいます。

この数年、空前のインバウンドブームであり、訪日観光客数もぐんぐん伸びている中、昨年は18万5千人(実際の観光客は6万人程度)の訪日数を誇り、今後も増加が見込まれるベトナムって位置づけなのでしょうが、実際、ベトナム人は観光客はほぼゴールデンルートであり、日本は宿泊費が高い関係で、リピートもあまりないというのが正直な現状です。

そんな中、平成26年資料で外国人宿泊者延数、約5,000泊の紋別市がベトナム人にPRって?という感覚です。

確かに伸びしろはあるのかもしれないですが、ベトナム人にPRするより、もっと他の国に注力した方が良いでしょうし、もっと日本人にPRした方がと思うのですが。

同様のことはきっと日本各地で起きているのでしょうね。インバウンドビジネスは良いことだと思うのですが、他にももっと注力すべきことはある気がします。何だかちぐはぐな状態になっているよなぁと感じてしまいます。


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VIT Japan

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Posted by いのっち at 11:22│Comments(0)
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